Service

監視・モニタリングサービス

監視・モニタリングサービスクラウド対応!すぐにはじめられる監視サービス

クラウド上のインスタンスに限らず、サーバ、ネットワークシステムを24時間365日監視します。

クラウドサービス(Infrastructure as a Service)では、必要な「リソース」を必要なだけ「利用する」ことが可能です。リソースの利用調整を適切に行えば、サービスレベルを低下させることなく、運用コストの削減に貢献することが可能になります。

そのためには、対象となるインスタンス(OS)の利用状況を的確に把握することが非常に重要です。

監視・モニタリングサービスでは、障害対応に必要な死活監視はもちろん、キャパシティ計画に必要な稼働状況データ等を提供いたします。

特徴

【1】Zabbixの採用

監視・モニタリングにはオープンソースの監視ソフトウェアである「Zabbix」を採用。柔軟で高機能な「Zabbix」を採用することで、標準的な監視項目だけではなく、お客様のご要望に合わせカスタマイズした監視を行うことが可能です。

【2】クラウド・オンプレミス環境両対応

クラウド環境だけではなく、オンプレミス環境に対してのサービス提供が可能です。自社設置、他社データセンター設置等、サーバ・インスタンスの設置場所を選びません。また、クラウド・オンプレミスで構成されたハイブリッド環境にも対応可能です。

【3】24時間365日監視・通知

監視システムが24時間365日お客様のシステムを常に監視し、異常検知時にはメールにてアラートを通知します。

【4】プライベートネットワークへの対応

インターネット上にある公開サーバだけではなく、プライベートネットワークに設置されたサーバ、ネットワークシステムの監視が可能です。

【5】マネジメントポータルの提供

「マネジメントポータル」というお客様専用の監視管理画面を用意しておりますので、現在の監視状態やパフォーマンスグラフなどをお客様ご自身でご確認いただけます。

【6】定期レポートの提供

監視によって取得された情報を元に、当社標準形式の定期レポートをPDF形式で提供します。

サービスイメージ

標準サービス

監視・モニタリングサービスの標準的な監視項目。

区分 監視項目 説明 通知 グラ 備考
死活監視 Ping監視 Ping(ICMPエコー)の応答により監視。
1ノードあたり1IPアドレス(あるいはFQDN)まで指定可能です。
※グラフはPingレスポンス
TCPポート監視 TCPポート応答による監視。ポート番号で指定します。標準では1ノードあたり最大5ポートまで指定可能です。 ※グラフはTCPポートのレスポンス
プロセス/サービス監視 Windowsサービス監視 指定したWindowsサービスの死活監視。サービス名を指定します。標準では1ノードあたり最大5サービスまで指定可能です。 ※Zabbix agentのインストールが必要
Linuxプロセス監視 指定したLinuxプロセスの死活監視。プロセス名を指定します。標準では1ノードあたり最大5プロセスまで指定可能です。 ※Zabbix agentのインストールが必要
リソース監視 CPU使用率監視 CPUの使用率を監視します。 ※Zabbix agentのインストールが必要
メモリ使用率監視 メモリの使用率を監視します。 ※Zabbix agentのインストールが必要
ディスク使用率監視 ドライブ(Windowsの場合)、マウントポイント(Linuxの場合)のディスク使用率を監視します。 ※グラフはPingレスポンス
ネットワークトラフィック監視 ネットワークポートのトラフィックを監視します。 ※サーバOSの場合、Zabbix agentのインストールが必要
※ネットワーク機器の場合、SNMPエージェントの設定が必要
Web監視 Webレスポンス監視 指定されたIPアドレス(あるいはFQDN)のWebサイトへのレスポンスを監視します。
ダウンロードエラー通知 指定されたIPアドレス(あるいはFQDN)のWebサイトからWebページがダウンロードされなかった時に通知します。
ログ監視 Windowsイベントログ監視 Windowsイベントログを監視します。イベントログに対して設定した条件にマッチした場合にメールにて通知します。 ※Zabbix agentのインストールが必要
Linuxシスログ監視 Linuxシスログを監視します。シスログに対して設定した条件にマッチした場合にメールにて通知します。 ※Zabbix agentのインストールが必要
  • 対象ノードや提供サービスパッケージによって提供内容が異なります。
  • この他にもハードウェア情報やOS情報を別途取得することも可能です。
  • 監視項目は2017年05月時点のものです。

カスタム監視

監視・モニタリングサービスで採用している「Zabbix」は高度で柔軟な監視設定が可能です。そのため、標準的な監視・モニタリング項目以外にも、お客様のご要望に合わせて監視項目を柔軟に設定することができます。

Zabbix認定パートナーである当社では、Zabbixの機能を最大限に利用し、クラウド型のサービスでは難しかった「高度にカスタマイズされた」監視サービスを提供することが可能です。

当社のZabbix認定スペシャリストがお客様のご要望にお応えします。

カスタム監視例

例1)Windowsのテキストログ監視
開発されたアプリケーション等から出力されるテキストログを指定して、指定文字列などの条件がマッチした場合にアラートとしてメール通知します。
例2)特定機器のSNMPポーリング監視
SNMP対応機器の拡張MIB情報を元に特定機器の監視を設計します。監視・通知・グラフモニタリングを実施することが可能です。
例3)Windowsの稼働プロセス詳細監視
Windowsプロセスの詳細を監視します。プロセスが行った読み書き数や、使用している仮想メモリの容量などの情報を取得します。

マネジメントポータル

監視サービスをご利用のご契約者様には、専用のポータル画面「System Management Portal」を提供します。

ポータルに必要なログイン情報でログインすると、ご契約者様のシステムに対する監視状態をリアルタイムに見ることができます。

マネジメントポータルでの提供機能

  • 監視対象の一覧表示
  • 監視対象の現在の状態表示
  • 監視通知の設定OFF/ON
  • 簡単な対象の情報表示
  • モニタグラフ表示
  • 利用者パスワードの変更

定期レポート

監視で取得したデータは、将来的なシステム稼働の予測や調達に対して有効に利用可能なデータです。

これらのデータを元に、キャパシティの管理や、障害予測を検知することが可能です。

監視・モニタリングサービスでは、取得した監視・モニタリングデータを元に標準フォーマットのPDF形式のレポートを発行します。レポートは成形済みで、そのまま印刷して利用することができます。

  • 定期レポートは弊社標準のフォーマットで提供します。
  • 監視・モニタリングで取得したデータを元に作成されます。
  • レポートは毎月のご提供となります。
  • アラートの発生統計、パフォーマンスグラフなどが記載されます。
  • 画像はサンプルです。実際に提供するレポートとは差異があります。
  • 本サービスは2017年11月頃からの提供を予定しています。